舌でつぶせるとろける、なめらかすてら
なめらかすてらの特徴
協力施設・企業
メディア実績
きっかけ
開発までのストーリー
摂食嚥下障害とは?
ゆめカステラプロジェクト

QUALITY01

なめらかすてら

その名前の通り、カステラの常識を覆すほどのやわらかさが特徴の一つ。
素材に寒天を使用しており、しっとりした生地でありながら舌の上で溶けていくような絶妙な食感を実現しました。
子どもから大人、そして唾液の少ない、飲み込む力の弱っている高齢者の方も安心して食べることができます。


なめらかすてらの成分分析結果

※自社分析による

嚥下調整食

※日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2013

形はあるが、押しつぶしが容易/食塊形成や移送が容易/咽頭でばらけず嚥下しやすいように配慮されたもの多量の離水がない

QUALITY02

かすてらのプロが力を合わせた本格派のおいしさ

ハウステンボスでシェフパティシエを務めている三浦英樹さんも全面的に監修。
食べやすさを確保しながら、スイーツとしての高い完成度を追求しました。


みかど本舗は長崎市老舗の琴海堂様と共にそれぞれのノウハウを最大限に活かし力を合わせて商品開発に携わりました。



そして出来上がったのは、クリーミーな甘さと芳醇な香りが特徴の本格的なカステラ。食べた人を笑顔にしたい。
そんな純粋な気持ちで集まったプロジェクトメンバーの力を結集した商品です。

QUALITY03

手軽にエネルギーを得られて高齢者の方にもオススメ

卵や砂糖、小麦粉などが原材料となるカステラは、たんぱく質などのエネルギー源が十分に含まれています。栄養量の不足しがちな高齢者が、おやつとして手軽にエネルギーを摂取できるのも嬉しいポイントです。
またカステラのやわらかさは寒天でもたせているため、家族みんなで安心して楽しむことができます。


colaborators

ゆめカステラプロジェクト

幅広い分野のメンバーが力を合わせて活躍

ゆめカステラ代表/
長崎大学病院
特殊歯科総合治療部
歯学博士
日本摂食嚥下リハビリ テーション学会認定士
三串伸哉さん


社会医療法人春回会ケアプランセンターひまわり
ケアマネージャー
介護福祉士
早野明さん


長崎大学病院
歯科衛生士
渡邉ルミさん


株式会社メディカルネットワーク
薬剤師
ケアマネージャー
田上理愛さん


株式会社メディカルネットワーク
ケアマネージャー
戸村孝昭さん


医療法人 良陽会 鶴田歯科医院
歯科医師
市川陽子さん


藤村薬品株式会社
医療情報技師
医療安全管理者
松永俊彦さん


株式会社 落水正商店
養鶏農家
落水総一朗さん


ケミ・コム・ジャパン株式会社
土橋一太さん


活水女子大学
看護学部看護学科
渡邉ゆいさん


活水女子大学
健康生活学部食生活健康学科
渡邉さやさん


開発・製造責任者/
みかど本舗
品質管理部・商品管理部
JHTC認定 HACCPコーディネーター
伊藤慎吾



MEDIA

TRIGGER

これが、「ゆめカステラプロジェクト」のきっかけになった介護福祉士の国家試験のある問題です。
答えは、長崎を代表する名物「カステラ」だったのです。

長崎大学病院摂食嚥下リハビリテーションセンターに務める三串伸哉さんは、それを知って驚きました。

まさか自分の暮らすまちの名物が国家試験レベルで高齢者が注意すべき食べ物として名指しされるなんて

のちに、「ゆめカステラプロジェクト」の代表となる三串伸哉さんは、仕事を通して摂食嚥下障害の患者さんと日々向き合う中で、この障害は地域として取り組むべきと感じる機会が多くありました。

摂食嚥下障害を広く認知してもらい、誤嚥性肺炎や窒息になる患者さんを減らしたい。そのシンボルとして子供から年配の方までみんなが一緒に安心し食べられるカステラを開発したい。

そんな気持ちから「ゆめカステラプロジェクト」が始動することになりました。


SWALLOWING EATING DISORDERS

嚥下摂食障害って何?誰しもが身近な飲み込みの問題です

食物を認知(どのような食物か、どうやって食べるかなどを判断)、咀嚼(噛んで飲み込み易い形にする)、嚥下(ゴクンとのみこみ、食物をのどから食道へ送り込む)する一連の動きに問題があると「摂食嚥下障害」とされる。
摂食嚥下障害により「誤嚥(食物などが気管に入ること)」が生じます。
摂食嚥下障害は脳卒中を始め、神経難病、認知症などさまざまな病気が原因となり、誤嚥は高齢者の肺炎の多くを占める誤嚥性肺炎や窒息に繋がります。


代表 三串伸哉さんの飲み込みの問題に対する想い

STORY

何からすればいいのかわからない手探りの状態でした

「ゆめカステラプロジェクト」が初めて会議を行ったのは2017年1月。当初は医療や介護の分野に携わっているメンバーが中心でさまざまな案を持ち寄り試行錯誤をしていましたが、実際に商品を作り上げるのは難しい状況でした。

そんな状況を大きく変えたのが、実際にカステラや洋菓子作りを行うプロがメンバーに加入したことです。やわらかく食べやすいカステラの試作を会議で何度も試食しました。
そしてついに試作品が完成し、2017年11月にカステラを実際に食べてもらうモニタリングを行いました。

その後もさらに改良を重ねて完成度を上げていき、パッケージやネーミングなども検討されて「なめらかすてら」が実際の商品となりました。
誰もが安心して食べられる食べ物を通して、摂食嚥下障害への理解を深める。「ゆめカステラプロジェクト」は、これからも進み続けます。


ゆめカステラプロジェクトのWEBサイトでもっと詳しく見る